山桜を眺めながら…2017年
- 2017.05.09 Tuesday
- 20:53
ドンデン山のふもとへ山桜をスケッチしに行きました。
(ナチュラルワトソン SM)
以前住んでいたシェアハウスの自室を開放して
”あわたカフェ オープン”したときのこと
「居住者相手のカフェである。
…この期間は部屋のドアを開けっぱなしにする。
描きあがった中国スケッチを展示してギャラリーカフェのつもり。
…いつかそんなご近所さんを相手におしゃべりできる空間が持てたらいいな。…」
13年前のこんな春景色のころ
愛犬のあ と佐渡に引っ越してきた。
なんで、ここに住もうと思ったのか?
いろいろ理由はあるけれど、
ひとつには交通量の多い道路や踏切におびえる のあのために
佐渡の自然豊かな暮らしは良かろうと判断したこと。
ふたつめは自分の画業にとっても生活が変わればものの見方も変わり
プラスになるだろうと期待してのことだった。
果たして、ふたつめの期待に自分自身は結果を出せたかどうか。
その判断はあとに譲るとして
2002年の春に山桜を眺めながら考えていたことは
15年後の今年とまったく同じだった。
ココアが家にきて13年になりますから、あわささんが越してきてすぐだったんですね。ココアは通学路沿いにいたので小学生がよく可愛がってくれました。学校が終わった四時過ぎになると、いつ誰から聞いたのかココアという名前をしっていて『ココアお手!』と元気の良い声が聞こえたものです。ココアもお母さんに似たのか臆病者で、最初は元気の良すぎる小学生にシッポを脚に挟んで逃げ腰でした。いつしか私たちの知らないところで子供たちとの距離が縮まり『お手』や『おかわり』をする仲になったようです。でも、残念ながらもうそれも今日から聞けなくなりました。
今朝、九時半、家族全員と猫一匹の見守る中、それこそ眠るように逝きました。今日は私の父の月命日。『きっと爺さん寂しくなってココア迎えに来たのかなぁ。』とみんなで話ました。あわたさんには色々お便りなどいただいておきながら、なかなか雑事に紛れお返事も出せずに失礼いたしました。この場を借りて、ココアと過ごせた13年間のお礼を申し上げます。ありがとうございました。
なお、のあの近況など写真はFB(あわたさちこ)に随時アップしています。もしよければ、ご覧ください。