新しい時を刻んでいく
- 2017.05.05 Friday
- 23:18
あわたさちこのエスライフ(佐渡のフリーペーパー)記事連載はもうすぐ10年になります。
たどたどしい文脈とゆるいイラストは相変わらずで、
な〜んか、もう
申し訳ないような気分になってしまう。
脱稿直後に次の記事について考え始めるほど、
すでに私のライフワークになりました。
エスライフ編集部の皆さん、読者の皆さんどうもありがとうございます。
さてこの腕時計、初めてのスケッチ旅行前に雑貨屋で見つけました。
ベルトがかわいくて見やすそうだったし、
セール中だったからついでに買い求めたのですが、これが旅行中思いのほか重宝しました。
以来、旅した国は14か国。
コインランドリーの洗濯機と乾燥機に
2度までもぶち込まれる不運に見舞われながらも生きながらえ
17年間の酷使に耐えてきました。
10年目に新しいベルトに替えました。
時計のベルトと本体を自由に選べるおしゃれなお店を見つけたのです。
エスライフにこの時計のことを書きました。
で、その記事を書き上げた直後に、この大事な時計を車のドアに挟んでしまいました。
けなげにもガラス面にひびが入ったまま、14か国目の台湾にも同行してくれました。
17年目の今年、新しい時計を買って、このご老体の時計に暇を出し(引き出しに眠らせて)ました。
けれど、新しい時計のベルトがどうにも具合が悪い。
茄紺色で気に入ってるんだけど細くて硬くて、長くつけていられない。
先週思い立って、新しい時計のベルトを切り、水色の古いのに取り換えてしまいました。(この絵とほぼ同じ状態)
そしたら、やっと私の腕にしっくりとなじんでくれました。
1000円ぐらいで買った元の時計の生涯はなんと17年!本当にお疲れさまでした。
やれやれ😥私もしつこいな…